学術誌や学会誌の表紙デザインを作るときのポイント

学術誌や学会誌の表紙はさまざまなデザインやイラストを使用できます。表紙を作るときのポイントと、SOUBUN.COMの表紙デザイン実績を紹介します。

学術誌や学会誌の表紙デザイン・イラストはさまざま

学術誌や学会誌は一般的に堅いイメージがありますが、表紙デザインは必ずしもそうではありません。最近は写真やイラスト、デザイン画像などカラフルな色を多く使用し、目を引く構成になっています。例えば世界三大科学雑誌の一つである「Cell」は着物姿の女性のイラストです。さらにアメリカ化学会が発行する学術誌JOCの表紙は、可愛いアニメタッチのイラストが描かれています。日本の情報工学分野でも、マンガや雑誌のようなアニメイラストが学会誌の表紙を飾りました。学術誌や学会誌の表紙デザインは自由度が高くなっています。

学術誌や学会誌の表紙を作るときのポイント

表紙やバックカバーを作る際のコツや注意点を紹介します。

読みたくなる目を引くデザイン

研究者の論文や学術ジャーナルは堅い印象があるため、まずは手に取ってもらうことです。そのためにも目を引くデザインがよいでしょう。シンプルでも存在感があり、情報が整理され読みやすく工夫されていることも大事なポイントです。チラシやポスターのような商業出版物ではないため、ビジュアルにこだわるのも不自然な印象です。

掲載傾向や論文内容に合わせる

学術誌や学会誌の表紙、バックカバーのデザインは、まず、掲載傾向や論文内容を調べます。掲載内容は雑誌ごとに特色があり、内容の考慮をしないまま奇をてらったデザインにすると何の雑誌か分からなくなってしまいます。また、世界的な科学雑誌ネイチャーなどは、質感やクオリティの高さを押し出すなど、イメージにこだわった表紙デザインです。デザインをする際は、学術研究分野や世界のジャーナルの表紙デザインを参考にするとよいでしょう。

実績のある製作者に依頼する

製作会社に依頼する際は資料を用意し、誌面の内容を伝え、どんなイメージのデザインにするか決めます。科学イラストレーターに制作を依頼する場合は、イラストレーターによって作風や得意な研究分野が異なるので、適切に選定することが重要です。依頼内容が曖昧だとイメージの違う表紙になる場合もあります。余分な費用がかかり、納期に間に合わない可能性もあるでしょう。学術誌や学会誌で実績のある製作者に依頼することをおすすめします。

SOUBUN.COMの表紙デザイン実績

450学会・協会を超す学会関連の取引実績を持つSOUBUN.COM(創文印刷工業株式会社)。
その一例を紹介します。

一般社団法人日本森林学会「森林科学」

爽やかな木立の写真と5色使いの学会誌のタイトルが目を引くデザインのシンプルな仕上がりです。

一般社団法人日本エレクトロヒートセンター「エレクトロヒート」

電気による加熱・冷却に関する最新技術や情報を伝える内容に合わせ、徐々に熱を帯びるヒーターのイメージが描かれ、シンプルで印象的なデザインができあがりました。

学術誌や学会誌の読者は学会員や研究者です。表紙デザインは商業出版物とは異なるポイントがあるため、製作は実績のある学術誌や学会誌の印刷専門会社に依頼すると安心です。

学会誌の表紙デザインならSOUBUN.COM

SOUBUN.COMは創業から80年以上にわたり、学術誌印刷の専門企業として、学会誌発行のサポートを実施してまいりました。学会誌の編集・印刷はぜひ専門会社の弊社にお任せください。

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