学術誌や学会誌の閲覧手段・検索方法などについて解説
学会誌や学術誌を閲覧できるサイトや図書館の紹介、検索方法、資料を取り寄せる方法などについてまとめています。学術誌などの閲覧や入手手段が知りたい方に役立つ情報です。
学術誌や学会誌の閲覧手段
学術誌や学会誌などの資料は紙面で確認できるほか、近年ではインターネット上の無料サービスを利用することで閲覧可能なものも多くなってきました。ネットに接続できる環境さえあれば、どこででも閲覧可能です。
学術誌や学会誌の検索方法
図書館の資料検索や専門の検索サイトを利用する方法があります。検索するときのポイントは、正しいタイトルを検索欄に入力することです。曖昧なキーワードでは、目的の資料が検索結果に表示されない可能性があります。
図書館の検索データベースを利用する
図書館の資料検索を利用すれば、デジタルデータ化されている資料であれば、書籍のほか、論文や歴史的資料なども閲覧可能です。検索するときは、知りたい事柄に関係する分野を指定し、キーワードを入力します。
専門の検索サイトを利用する
J-STAGEなど、専門の検索サイトでは、何十年も前に書かれた貴重な論文から最新の論文まで、PDF形式で閲覧できます。閲覧したファイルはダウンロードして保存できる場合もあります。
書店の販売サイトやカタログを利用する
例えば、学術雑誌のバックナンバーを専門に取り扱っているような書店では、通販やカタログ経由で書籍を購入できます。
一般のインターネット検索エンジンを利用する
近年刊行の書籍の場合、GoogleScholarで調べると情報が出てくることがあります。発行元のサイトで目次の公開があったり、公的機関が出版したものであれば本文が公開されていたりすることもあります。
学術誌や学会誌を検索できるサイトの紹介
電子ジャーナルを閲覧できるサイトとして、前述したJ-STAGEや医中誌Webなどがあります。また、データベースが使える図書館は、国立国会図書館や東京都立図書館などです。東京都立図書館の都立多摩図書館には東京マガジンバンクという施設があり、学術雑誌を含め18,000誌を超える所蔵があります。
検索した資料は取り寄せできる?
図書館に所蔵されている資料であれば、遠隔複写サービスを利用して内容を取り寄せる方法もあります。利用に際しては、送料などの料金がかかるほか、複写したい本や論文のタイトルと複写範囲が判明している必要があります。
学術誌や学会誌を閲覧する場合、ネット上のサービスを利用すると便利です。図書館や検索エンジンを利用して電子化された資料の閲覧をしたり、欲しい雑誌を取り寄せたり、複写サービスを利用したりすることができます。