学会記念誌制作のポイント
学会を長く継続していれば、節目節目でその軌跡を振り返り、お祝いを開き、記録を形にしたりすることもあります。
今回は周年記念で制作されることの多い、記念誌にスポットを当ててみたいと思います。
学会においては会員の団結力を強め、会員への労いの役目を果たすことができるでしょう。
記念誌の目的
日本の企業や団体などでも制作される記念誌。
お祝い事や振り返り、過程の苦労話であったりと掲載するものは多々思い浮かびますが、記録として残すことが大きな目的となるものです。
また、会員の結束力強化や、これまで学会に貢献してくれた会員への労いの役割も持ちます。
若い会員にとっては、自分が所属する学会の歴史を知る貴重な機会となるでしょう。
記念誌の構成について
まず、重要となるのは記念誌の構成です。
一般的な学会の周年記念誌の構成は、以下の通りです。
・表紙
・口絵
・目次
・巻頭言
・寄稿文①
・〜年の軌跡
・年表
・寄稿文②
・資料(決算資料など)
・あとがき(奥付)
「口絵」では、その周年までの特に思い出の写真を掲載します。施設などの記念誌であれば、その期間に建設や改築された建物などもよいでしょう。
「巻頭言」では、現職の理事長などの代表者と初期の理事長など1名か2名程度とし、分量は2頁程度に収めるとよいでしょう。
「寄稿文①」では歴代の理事長や関連する企業や学会などの繋がりの強い関係者らと共に10名から15名程度に依頼します。分量は1頁が目安となります。
その次に「〜年の軌跡」や「年表」を掲載します。
続けて「寄稿文②」では現在の内部関係者から半頁程度で15から20名程度の文章を掲載します。
加えて、施設や学協会の記念誌であれば「巻末資料」に決算書などを記録として掲載することも重要となります。
そして最後にあとがきとして、編集担当者より周年記念誌の意向や苦労話しなどを掲載するとよいでしょう。
記念誌作成のスケジュールについて
企画が決まったら原稿の起稿をお願いしたりと、実際の業務が始まります。記念誌では依頼文が多くなり、またお願いする方々は大切な方々ばかりとなりますので、原稿の作成期間だけでもふた月くらいの余裕が必要となります。
また原稿入稿後、組版や執筆者の校正期間を考慮すると2か月から3か月必要となります。印刷や製本でも部数によっては2週間程度、もし製本を上製本とする場合には、製本だけでひと月程度の期間が必要となります。
記念誌の配布タイミングが学会会員の集まる祝賀会等であれば、その日から1年前には準備を始め、編集・印刷会社を早急に決めてスケジュールを共有していくことが重要となります。
専門性の高い編集、印刷、製本
記念誌では主に論文で構成される学術誌とは異なり、さまざまな記事が掲載されますので記事毎にレイアウトが必要でありつつも、雑誌全体を通しての統一感も必要になってきます。
レイアウトの種類にも様々なものがあり、セクション毎に色紙を用いた扉頁を用意する方法や表紙にPP加工を施す方法、上製本に仕上げる方法や箱をつける方法など、豊富な経験が求められますので、価格だけによる印刷会社の選定はおすすめいたしません。
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