論文情報データベース SCOPUSとは

Elsevierが提供する世界最大級の抄録・参考文献データベース SCOPUS。
概要、ログイン方法、基本的な情報検索の流れ、パーソナル機能について紹介いたします。

世界最大級の抄録・引用文献データベース【SCOPUS(スコーパス)】について

SCOPUS(スコーパス)の概要

SCOPUS (スコーパス)とは、Elsevier(エルゼビア)が提供する世界最大級の抄録・参考文献データベースのことです。研究業績を追跡、分析、視覚化するための各種機能・ツール・データを備えています。

全分野、世界7,000社以上の出版社、査読誌・業界誌・ブックシリーズ27,000タイトル以上、会議録140,000イベント以上、書籍260,000タイトル以上からの8,700万件の文献が収録されています。
1800年代からの抄録に加え、1970年以降の論文では参考文献までも収録されています。

世界最大規模の収録範囲 全分野・各種資料タイプを網羅

SCOPUS(スコーパス)は、全分野(社会科学、人文科学、医学、科学、技術など)複数のコンテンツタイプを網羅しています。また、SCOPUSはグローバルなコンテンツ収集方針です。世界7,000社以上の出版社の文献が収録され、40の本文言語があります(日本国内のタイトルは380以上)さらに、8,300万を超えるレコードがあり、高精度の著者プロファイル、所属機関プロファイルがあります。

 

 SCOPUS(スコーパス)へのログイン

ログイン方法

契約機関ネットワーク内から、www.scopus.com 経由でログインし利用することができます。 または、契約機関がリモートアクセスを認めている場合は、リモートアクセス用のID/PWでログインします。

 

SCOPUS(スコーパス)の基本的な情報検索の流れ

①検索の開始

文献検索、著者検索、所属機関検索から検索画面を選択し、検索対象項目を選びます。言語は設定可能で、英語、中国語、ロシア語インターフェースに切り替えることができます。

 

②検索結果ページ

検索結果のヒット数が表示され、論文タイトルをクリックすると論文情報のページへ移動し、著者名をクリックすると著者情報のページへ移動、出版物名をクリックするとジャーナルの情報に移動します。

また、検索結果の並び替え・絞り込みが可能です。初期状態では、出版年順(新しい順)になっていますが、被引用数(多い順)に並び替えることもできます。

さらに、カスタマイズリンク(機関で設定)、フルテキストから出版社サイトのフルテキストへ。そして、抄録+参考文献ページへ。さらに、抄録を検索結果内に表示させることも可能です。

③エクスポート

エクスポートを押し、エクスポートしたい文献を選択し、方法を選択できます。
Mendeley、RefWorks、EndNoteなど主要な文献管理ツールに対応をしています。

④文献情報ページ

保存・印刷等に関する機能があります。また、収録誌・著者等の情報、抄録情報、参考文献情報が載っています。さらに、被引用数 (論文評価指標)が載っており、引用された際にアラート受信ができるアラート設定をすることも可能です。

また、研究の注目度を確認できるTopic Prominenceもあります。関連文献があり、同じ参考文献・著者・キーワードの文献を確認することができます。

 

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