一般的な商業印刷物は、出力解像度が2400dpi(ドットパーインチ/1インチ角に2400個のドットが入るクオリティ)の、175lpi(ラインパーインチ/1インチの間に入るスクリーン線数が175本のクオリティ)になります。この、クオリティの中で、AMスクリーニングが適用されています。
AMスクリーニングは、先のマス目に網点が1つずつ入りその網点のサイズの大小で濃淡を表現します。これに対してFMスクリーニングという技術は微細な網点の数の大小によって濃淡を表現します。もちろん出力解像度も高くなり(容量が重たくなり)線数も増えます。だいたい、300線から多いものでは1000線を越えるクオリティまでありますがより綺麗でより高価になります。
ただ、FMの場合は平網や中間調にざらつきがでるといったデメリットがあり最近では、AMとFMそれぞれの利点を活かしたハイブリッドスクリーニング(あるいはXMスクリーニング)が評判になってきています。