抄録集はJ-STAGEでアーカイブ
J-stageを利用しているなら、抄録集も登録することをおすすめします。
J-stageは論文以外にも抄録集を登載することも可能です。
抄録集をJ-stageでアーカイブすることの利点は以下の3つです。
1.滅失しない
近年は抄録集・予稿集を大会HPに掲載する学会・協会様も多いです。しかし大会サイトは契約次第ではクローズしてしまい、抄録集を見れなくなってしまう可能性もあります。また、上記で述べたように紙媒体で抄録集を配布・保管している場合、なくしてしまったり、火事や地震等の災害で滅失してしまう可能性すらあります。抄録集をJ-stageへ掲載すればこのような可能性を減らすことができます。
2.管理・保存、検索の手間が削減できる
J-stageに抄録集をアーカイブすれば学会様で自身のHPに抄録を移管する必要がなくなり、保存場所にも困りません。また、多くの方に閲覧してもらう機会が増えますし、抄録検索もJ-stageの横断検索機能により、さらに簡単になります。
3.J-stageに掲載することで抄録集も論文のように扱われる
掲載により、抄録集が参考文献として参照される場合もあります。大会発表者にとっても、大会へ参加した記録・記念にもなります。
抄録集のJ-STAGE登載方法
では具体的に、J-stageに抄録集(予稿集)を掲載するにはどのような方法があるのでしょうか?
その方法は2つあり、前提としていずれもJ-stageを既に利用していることが条件となります。(※2024年3月現在)
1.抄録集が学会誌の通年号の一部となっていれば、そのまま掲載できます。
2.通年号となっていない場合も、ISSN(国際標準逐次刊行物番号)を確認・取得した上で掲載可能です。
※2024年4月現在の情報です。最新情報はJ-STAGE公式サイトをご覧ください
公開するカテゴリーやセッションも選ぶことができます。始まりから終わりまで、全てを1つのPDFとして公開することもできますし、各セッションごと(特別講演や基調講演、シンポジウム、一般演題、ポスター等)に公開することも可能です。また一般演題やポスターについても、カテゴリー分けがなされているような演題数が多い場合は、そのカテゴリー・分野ごとに公開設定をすることも可能です。
SOUBUN.COMでは、ご要望に応じた最適な方法をご提案いたします。
掲載費用について
SOUBUN.COMでは、抄録集J-stage掲載サービスに特別な加算料金はありません。
そのため抄録集についても論文と同等の費用で掲載することが可能です。
しかし抄録全体を1つのPDFで公開するのと、講演毎に論文のように公開していくのとでは、費用は変動しますので、まずはSOUBUN.COMへお問い合わせください。
ご要望に応じた最適な方法を経験豊富な専属スタッフが丁寧にお伝えします。
まとめ
J-stageといえば論文を掲載するイメージがあるという方が多いですが、実は学術大会での価値ある発表もJ-stageでアーカイブすることが可能です。
SOUBUN.COMではJ-stageへの掲載サービス以外にも学会誌・学術大会・会員管理など学会に関する業務を幅広く承っており、経験豊富だからこそ可能なご提案があります。是非一度、SOUBUN.COMへご連絡ください。