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J-STAGE掲載にはXMLデータへの変換が必須
論文のWeb公開サイト「J-STAGE」に論文を掲載する際は、XMLと呼ばれるフォーマットでの記述が必要です。
XMLとは、eXtended Markup Languageの略です。そのまま訳すと、「拡張されたMarkup言語」となります。
XMLの書き方の例は以下の通りです。
<front>
-<journal-meta>
</journal-meta>
-<article-meta>
-<title>
XMLでは、上記のようにテキストにタグをつけて強調表示など文字の装飾を行います。
文字の装飾は、Wordのフォント調整や太字変更などでも可能なため、わざわざXML化することに疑問を持つ方もいるかもしれません。
しかし、Wordで文字装飾したものをそのままPDFファイルにしても、論文の抽出や他のシステムと連携した際に、うまく反映されません。
また、J-STAGEは、論文のPDF公開(書誌情報XML公開)に加えて全文XML公開も推進しています。
そのため、J-STAGEでは、全文XMLで掲載する条件としてXML形式に変換したデータの提出を必須としています。
学術誌発行の専門企業ならではの強み
論文をJ-STAGEに公開したい場合、XML形式への変換や利用申請など、いろいろな準備が必要です。
準備の手間でお悩みなら、SOUBUN.COMのJ-STAGE掲載代行サポートをご利用してみてはいかがでしょうか。
SOUBUN.COMには、学術誌発行の専門会社ならではの掲載代行サポートとして、以下のような強みがあります。
経験豊富な専門スタッフがJ-STAGEへの準備から掲載まで一貫サポート
10年以上J-STAGEへの掲載サポートを行ってきた経験豊富なスタッフが、準備から掲載まで幅広くサポートします。
J-STAGEの規則に則るだけでなく、学会誌のニーズに合わせた論文の掲載を行います。
業界でも希少なCiNiiからのデータ移行も対応
J-STAGEと同じ、学術資料データベースであり、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所(NII)によって運営されている「CiNii」。
どちらも学術誌の検索・閲覧に利用されていますが、国が2017年に論文の掲載をJ-STAGEに一本化する方向を示して以来、CiNiiからJ-STAGEへの移行作業が進められています。
現在、CiNiiに掲載されている論文でまだJ-STAGEへの移行が済んでいない場合も、ぜひSOUBUN.COMにご相談ください。
過去の学術誌からも電子化可能
SOUBUN.COMでは、PDFファイルなど電子データがない場合でも、PDF化やXML化が可能です。
紙媒体をスキャニングして、電子データ化を行います。過去の学術誌の電子化を検討している場合にも、ぜひご依頼ください。
J-STAGE掲載(XMLデータ作成)のフロー
ご依頼から論文のXMLデータ作成までの流れを紹介します。相談を検討されている方は、ご参考にしてください。
1.お問い合わせ
まずはSOUBUN.COMのホームページ上にあるお問い合わせフォームから、ご相談ください。
2.すり合わせ
お問い合わせ内容をもとに、内容のすり合わせを行います。XML化はもちろん、古い冊子のスキャン対応など、ご要望をお伺いします。
3.見積書提出
すり合わせの内容から、見積書を用意します。確認いただき、変更が必要であれば再度サービス内容の調整、見積書の再提出を行います。
4.データ作成
見積書に納得がいただけたら、XMLデータの作成を開始します。
5.プレビューの確認・修正
J-STAGEのプレビュー画面にて、作成したデータを確認いただきます。修正点があれば、修正を行います。
6.公開
プレビューで問題がなければ、指定期日に指定形式で論文の公開を行います。
J-STAGE掲載サポートの内容
SOUBUN.COMが実施する「J-STAGE掲載サポート」の内容を紹介します。
J-STAGE 早期公開サポート
早期公開とは書誌情報(巻号等)が未確定の状態でも、論文掲載号の発刊を待たずして、論文をJ-STAGEに公開できる機能です。
早期公開の対象となる論文は、査読を経て採択となった原稿で、書誌情報(巻号頁)が未確定の原稿となります。
SOUBUN.COMではこうしたJ-STAGE早期公開のサポートも実施しております。
J-STAGE 通常本公開サポート
・掲載用PDFデータの作成
J-STAGEに掲載したい論文のデータ作成を行います。SOUBUN.COMは、全文XML化はもちろんPDFファイルの作成にも対応しています。
・抄録・書誌情報・引用文献情報の掲載
「抄録」「書誌情報」「引用文献情報」のXMLデータを作成し、掲載します。
全文XML公開の場合は、論文・学術誌の本文についてもXMLデータを作成致します。
・テスト公開
掲載するXMLデータをJ-STAGEでテスト公開(プレビュー公開)します。その際は、弊社において独自のチェックリストを使用し、社内でダブルチェックを行います。その後、テスト公開の状態で、お客様にも確認をお願いします。万一修正があれば、修正対応を実施します。
オプションでJ-STAGE利用申請のサポートも
J-STAGEに論文を掲載する際は、J-STAGEの利用申請が必要です。J-STAGEの利用申請ではさまざまな書類の提出が必要で、何かと手間がかかります。弊社ではこの煩雑な申請手続きもサポートいたします。
なお、申請手順は以下の通りです。
1.申込書の提出
「J-STAGEシステム利用申込書」の提出をします。J-STAGEサービス利用申込ページ(https://form.jst.go.jp/enquetes/j-stage2019)から、書類をダウンロードし、必要事項を記入します。この利用申込シートとともに、査読誌なら「査読規定・体制」、創刊予定誌なら「発行計画」の提出が必要です。また、申込刊行物の直近2号分の見本誌(創刊予定誌の場合は不要)をJ-STAGEセンターに郵送しなければなりません。
2.審査・選定
1年に2回行われる「優先度検討会」にて、審査・選定が行われます。
3.申請書の提出
審査に通ると、J-STAGEからメールで通知が届きます。あわせて「J-STAGEサービス利用申請書」が送付されるため、書類に捺印してPDFファイルを作成し、提出します。オンラインISSNの取得を行っていない場合、「ISSN日本センター」のISSN登録申請画面からISSNを申請もあわせて行う必要があります。これら2つの提出をもって、J-STAGE上のサイト構築の申請とみなされます。
4.公開の準備
記事の登録や公開日の設定を行います。申請書を提出してから約3~6ヶ月で初回公開が可能になります。
J-STAGEに論文を掲載するためには、全文XMLデータに変換する必要があります。
SOUBUN.COMのJ-STAGE掲載サポートサービスを使えば、長年蓄積してきたノウハウにより、素早く正確に論文の掲載が可能です。ぜひ一度ご相談ください。