学会でのノベルティ・販促品の豆知識
学術大会では、講演やシンポジウム、発表での盛り上がり、また懇親会での楽しみなどがありますが、それと同時に参加者への記念品もまた参加者の記憶に残るアイテムです。
参加者全体に配布するものもあれば、理事会や懇親会のお土産とするものもあり、大会参加を補助するもの、地元を紹介するものなど、目的によってさまざまなノベルティがあります。特に国際学会は国外からの参加者が多いため、参加者がお土産として持ち帰れるような日本ならではのノベルティグッズを用意することもしばしばです。
来場者向けに配布できるノベルティを、実際のノベルティの例とともにご紹介していきたいと思います。
定番のノベルティグッズ
コングレスバッグ
抄録集や当日の配布資料を入れるのに便利で、大会の終了後もエコバッグとして活用することができます。国内外を問わず用意される定番のアイテムです。
不織布やポリエステル、コットン素材のものが多くみられます。トートバッグ型や小物を入れる内ポケット付きなどのデザインや、サイズや色なども豊富に選べるのに加え、大会のロゴマークを印刷するなど、オリジナル要素を取り入れることもできます。
筆記用具・文具
ボールペン等の筆記用具やクリアファイル等の文具はコンパクトで、大会当日から実用性があります。多く注文するほど単価が下がり、価格が安くすむのもメリットです。カレンダーはスケジュール管理に便利な上、一年中使用することができます。
学会名やロゴの名入れがあれば、大会後も見るたびに大会を思い出すことができます。名入れをするかしないかによって料金や制作期間が変わるため、発注する際は注意しましょう。
シーズン雑貨
暑い時期には涼しさを感じられるものがぴったりです。暑さ対策に使えるうちわや携帯扇風機は夏の定番ノベルティと言えるでしょう。持ち運びに便利な保冷バッグや雨の日に使えるレイングッズなど、機能的でスタイリッシュなアイテムもあります。
衛生グッズ
ポケットティッシュ/除菌ウェットティッシュやマスク、マスクケースなどの衛生用品は、どれも実用性が高く、様々なシーンで利用できます。ハンカチやタオルも年代・性別を問わず様々な人が使えるため、喜ばれるでしょう。
PC・スマートフォンの周辺ツール
予算に余裕があれば、様々な用途に使えるPC ・スマートフォン関連製品も便利です。
モバイルバッテリーは、スマートフォンやタブレットなどのデバイスをいつでもどこでも充電できる、外出時の必需品です。平面的でデザインを入れやすいのも特徴です。高級感を出すこともできます。
またUSBメモリもいくつあっても困らず、実用的です。コンパクトなデザインで持ち運びも便利、学会の資料や研究データの持ち歩きに最適です。
オリジナル性を出すなら
ノベルティグッズにも大会の色を出したい場合には、少し変わったものを選ぶという手もあります。また、SDGsを意識したものを取り入れるのも良いでしょう。
紙ファイル
紙を使って製作されたa4サイズのファイルは、脱プラスチックに貢献することができる上に、こちらも大会当日から活用することができます。
紙のファイルはフルカラー印刷が可能で、色鮮やかなファイルにすることができます。他人に見られたくないプリントを入れる際にも活用できます。
名産品
理事会や懇親会のお土産としてお勧めしたいのは、地元ならではの名産品です。行政から助成を受けていれば、それに準じた準備ができます。
地域の特産品を使った物品や、職人が手掛ける名産品、地名入りの伝統工芸品は、景品としても懇親会などをより盛り上げること間違いなしです。
学会のために日本を訪れた人々向けに、扇子や箸置き、織物などは日本の風流を感じられる粋な品物として、国際学会で配布されています。
制作期間や費用の目安
ノベルティを決める上で重要なのが、制作期間と予算です。
既成のバッグやボールペンだけであれば、在庫さえあればすぐに入手可能です。しかしオリジナルデザインを施すとなると配布数に関係なく、デザイン入稿から納品まで1ヶ月ほどの制作期間を想定しておいた方がよいでしょう。各種グッズの詳細や納期は直接お問い合わせください。
費用についてもアイテムによって大きく異なりますので、まずは予算感、必要数を教えていただければ、具体的な見積もりを作成いたします。
まとめ
予算の都合で削られてしまうことも多いノベルティですが、大会に参加した際に記念品があるとやはり嬉しいものであり、参加者に主催者の意気込みも伝わります。参加者にあったノベルティを選びましょう
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