クラウド録画とローカル録画
Zoomの録画には、2つのパターンがあることをご存知でしょうか。クラウド録画とローカル録画になります。まずは、この2つの違いについて説明します。
まず、クラウド録画の特徴ですが、
・録画データはZoomのサーバーに保存される
・アカウントがPro、Business、Enterpriseのいずれかである必要がある
・クラウド記録の容量は、購入したライセンス数×1G
次にローカル録画の特徴ですが、
・録画データはZoomを開いているPCに保存される
・ローカルのZoomミーティングを録画可能なのは原則ホストのみだが、ホストがローカル記録を有効化している状態+ホストが許可した場合に限りゲストでも「ローカルレコーディング」が可能となる
(この設定により参加者側からの無断の録画を防ぐことができる)
・スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末ではローカル録画を開始することはできない
・動画データの編集が簡単に行え、アップロードが不要
ファイルの共有を予定している場合には、リンクを送るだけで簡単に共有できるクラウド録画がおすすめです。
しかしクラウドレコーディングの保存は、通常でも録画された時間の約2倍の時間がかかると言われ、サーバーの処理負荷が高い等の理由により、最大で24時間かかることもありますので注意が必要です。
サポート内容と注意点
録画を行う際には、各種設定が済んでいる状態であればホストがレコーディングをスタートさせることで開始することができます。
しかし、開始と共に自動で録画を開始する設定や、ゲスト保存の許可がウェビナーでは出来ないなど、細かな仕様も存在します。
また学術大会での録画には、状況に応じて録画の一時停止や再スタートなど、臨機応変な対応が求められます。
例えば、開始までの待ち時間では録画をする必要がありません。大半の発表者と聴講者がZoomに入り終わった、開演まで残り数分といった時間から録画をスタートさせると良いでしょう。
クラウド録画の際、レコーディングを止めずにミーティングを終了したところ、保存が完了されるまで数時間を要したといったこともあります。一方で、共同ホストになっていた発表者の方が誤って録画を止めてしまう、一旦録画を止めて再開ボタンを押し忘れるといったケースもあります。
また、大会が始まる前に「この講演は録画されています」「無断のスクリーンショット・録音・録画は禁止されています」といったスライドを掲載・画面共有すると参加者の理解を得ることができ、トラブルを回避できる可能性が高まります。
大切な大会を記録するには、トラブルが起こらないようにプロによる確実な対応をおすすめいたします。
SOUBUN.COMでは経験豊かなスタッフが柔軟な対応で大会を支援いたします。
録画データの活用
SOUBUN.COMでは、録画データの活用もサポートいたします。
オンライン大会のメリットのひとつとして、録画データを大会直後からオンデマンドで動画配信できるという点も挙げられます。
しかし、録画データをそのまま公開してしまうと、最初や最後に余計な内容が含まれていることがあります。
また、セッションを分けずに録画をしていた場合、朝から会の終了までがひとつのデータになってしまいます。
そんな時は是非、SOUBUN.COMにお任せください。
配信用システムの手配から録画データのトリミングまで、業務に慣れたスタッフが迅速に対応いたします。
対話形式のシンポジウムなどで便利となる、事後抄録へ掲載するための文字起こしなども録画データより弊社にて対応可能となります。また、大会で質疑応答等がチャットを通じて行われた場合、チャットの保存も弊社で合わせて対応が可能です。
Zoomでの録画データを活用するためには、ぜひSOUBUN.COMにご連絡ください。
まとめ
「録画機能があるから、とりあえず録画をしておく」そういった判断も多いかもしれません。
しかし、録画そのものの操作やその後の活用について、さまざまなスキルが必要となることがあります。
「大会の直前になり、録画のみのサポートが必要になった」そのような場合でも、SOUBUN.COMであれば柔軟にお応えすることができます。ご連絡をお待ちしております。